「数学はあまり得意ではないけれど、データ分析のスキルを身につけてマーケティングに活かしたい」と考えている文系マーケターの方も多いのではないでしょうか。データ分析は、現代のマーケティングにおいて非常に有効なツールです。身につけることで、現在の状況を把握したり、顧客の分類を行ったり、トレンドの変化を見つけたり、予測を行ったりと様々なことができるようになることなど、できる仕事のレベルが一段上がり、現在の業務の質を高めていくことや自分の市場価値を高めることにもつながっていきます。

この記事を読んでいるあなたは、おそらく向上心が強く、これまでもデータ分析にチャレンジしようと思ったことがあり、統計学も少し学んでみようと考えたことがあるのではないでしょうか。

文系マーケター向けの統計入門って・・・

しかし文系マーケターのための統計入門みたいなサイトはよくありますが、どれもいきなり正規分布の確率分布の式はどうだとか、t検定を使って有意水準5%で帰無仮説を棄却といったような、数学的だったり、普段では使わないような専門的なことをこれでも基本的なところですよっていうスタンスで説明しているところがほとんどではないでしょうか。このような情報を見て、「これは文系にはちょっと無理だ・・・」と挫折してしまうことも少なくないと思います。

しかも統計の知識は教えるけど実際に分析することまでは踏み込んでいません。データ分析って知識があるだけではなく、実際に分析できなければ意味がないですよね。これなぜだと思います?統計分析は一般に使われているExcelなどではほとんど行うことができないため、統計分析専用のソフトウェアを使うことが一般的です。これらのソフトウェアは非常に高額で最低で数十万円、構成によっては数百万、数千万することもあります。企業でも導入しているところは大企業や専門的に活用するところに限られており、普通の人が気軽には導入することは難しいものです。そう簡単にはこのソフト使ってくださいとは書けませんよね。

文系マーケターのデータ分析学習を阻む2つの壁

このように文系マーケターがデータ分析を身につけようとしても、
・高額なデータ分析専用ソフトウェア
・難解な統計分析の知識
の2つが大きな壁になっていました。

しかし、時代は変わりました。
あまり一般に知られていませんが、有料版「ChatGPT 4.0」を使うことで、この大きな壁の1つであった高額なデータ分析ソフトウェアを、誰でも手が届くかたちで利用できるようになったのです。これができるようになった2023年8月、「日本のデータ分析が変わるのでは!」と私は思いました。
しかし、発表から1年以上経った今もそうはなりませんでした。

ではなにが足りなかったのでしょうか。このデータ分析機能を使いこなすためには、ある程度の統計の知識が必要であったことと、やはり統計分析というものが一般的にはまったく馴染みがなく、とても難解なものと信じ込まれていることが大きいように思います。

より強大だった2つめの壁の乗り越え方

実は私も大学生のころ統計解析の途中の計算がとっても苦手でした。ちょっともう思い出したくないくらい苦手でした。どうにかそこから逃げたい私は途中の計算をしなくても、正しいフォーマットでデータを作成し、適切な命令を入れるだけで分析結果が出てくるソフトウェアを使い、出てきた結果をしっかりと意味を理解することに専念することしました。そうすることで、なにを見ればよいかポイントをつかむことができたのです。今考えてもこの時の選択はよかったと思います。

どう計算されているかは、実務では基本どうでもいい(大学で教えてくれた先生ごめんなさい)。大事なのは、目的を明確にして、適した手段を使うこと、そのために必要な材料を知ること、出てきた結果を読み考えることができること、だと思います。

例えて言うのであれば、車を運転する際には、目的地をセットして、速度メーターと周りをよく見て気をつけながら運転すればよいですよね。内燃機関がどう動いているとか、トランスミッションがどうなっているとか、専門の人は別として、一般の利用者は考えなくても大丈夫ですよね。自動車の運転と同じように使うことだけに専念してデータ分析を捉えるとぐっと楽になると思うのです。

つまり、「適切なデータ形式と指示方法をもとにしたChatGPT 4.0の活用」と「数学を使わなくてもポイントを押さえた分析利用方法の知識」が加わることにより、この2つの壁を乗り越え、誰でも簡単、低コストにデータ分析ができるようになるのです。

スタシルが目指すこれからの統計的データ分析との付き合い方

これまでお話ししてきたように、「適切なデータ形式と指示方法をもとにしたChatGPT 4.0の活用」と「数学を使わなくてもポイントを押さえた分析利用方法の知識」により誰でも簡単、低コストでデータ分析をできるようになると考えています。

つまり下の図のように、INPUT(何の分析をするのか、その分析に必要な形式でのデータの用意とデータ、オプションの指定)とOUTPUT(結果がどのような意味を持つか、評価指標はどのなっているか)の部分を把握できれば、計算の部分はChatGPTにお任せで、人間はビジネス的な意味やどう活かすかを考えるということに集中することができるということになります。

そしてこのINPUTとOUTPUTの部分に関して、私、スタシルがこれまで得た知識と経験をもとに難しいと思われているデータ分析を簡単に使えるようになるためのお手伝いをさせていただきます。

スタシルのサービスでできるようになること

スタシルのサービスでChatGPT 4.0を用いてどのようなことができるようになるのか、90秒でまとめてみましたのでご覧ください。

おそらくこれまでに見られてきたChatGPTの動きとは全く異なるものだったのではないでしょうか。使い方(どのようなデータを用意して、どのような命令を出すのか)を習得すれば、あなたもこのようなアウトプットを出すことができるようになります。そしてその意味を理解し、活用をできるようになるはずです。

でもこれだけは理解しておいてください

ここまでポイントを掴んだ学び方さえすれば初めての方でもChatGPTを用いてデータ分析を使えるようになるという話をさせていただきました。しかし、万能ではないこともまた事実です。次のことをご理解いただいたうえで、じっくりと取り組んでいただけると思います。

1)データ分析を行なったからといって、必ずよい結果がでるわけではない
こちらはご理解いただけるかと思いますが、データ分析は魔法ではありません。データにもよりますし、必ずしも劇的な改善や発見につながるような結果がでるわけではありません。知ってるよ、という結果がでることも多いと思いますし、でてきた予測がうまく当てはまらないこともあると思います。しかし、普段から継続的に分析を行ない、分析を重ねることで、しっかりとデータと実績に向き合うことができ、スキル向上につながっていくと考えています。

2)必ずスモールスタートで始めること
先の内容にも関係するところはありますが、予測がうまく当てはまらないこともあります。対策に移る際には必ず入念に検討をしたうえで、小さくテストをして進めることが重要です。まずは小さなかたちで始め、どのように会社にフィットさせていくかを考えてから、次を考えていくことをおすすめします。

3)数学は使わないがデータは使う
数学的なことを使わないと言っても、当たり前ですがデータ自体は使いますので、数字を見るのが本当にキライ!というような方は、大変かもしれません。
自分ができそうかどうかを考えるのであればだいたい下記レベルがあるとよいと思います。
・数字を見ていることはそれほど苦ではない
・Excelでピボットやvlookupを使うことができる
・中学で習った1次関数 y=ax+b のグラフをなんとなくイメージできる
それほど高いものではないですよね。

データ分析は、事実の結果と向き合い、それを積み重ねることで分かることが増えていきます。一発で簡単に結果がでるものではありませんので、上記を理解していただいたうえで、根気強く取り組んでもらえるとよい結果につながると思います。

数学をできる限り使わないChatGPTを用いたデータ分析を学びませんか

数学を使わず、ChatGPTを用いてできる限り簡単にデータ分析を学ぶことができるプランを2つ用意しました。この機会にぜひ学んでみませんか。
※データ分析を行うにはChatGPT Plus以上の契約が必要です。この費用は下記プランには含まれていません。

1)都合がよい時間に学べるオンデマンド学習プラン
  私のこれまでの学びと経験を凝縮したChatGPTを用いたデータ分析を行う方法をまとめたオンデマンドビデオです。こちらを学んでいただくことで次のようなことができるようになります。
  ・目的ごとに応じた分析方法の選び方
  ・どのような形でデータを用意すればよいか
  ・どのような形でChatGPTに指示をすればよいか
  ・出力された結果の解釈ができるようになる

基礎分析編と多変量解析編の2編に分かれています。

基礎分析編では基本的な考え方から操作方法、データの比較、傾向をみるところまでを学ぶことができます。派手な分析には見えませんが、実務においては日々繰り返し使うもので、課題の発見もこの部分で視覚的に見比べたり、違和感を感じることからでてくることが多いです。私のこれまでの感覚では8割以上はこの範囲の分析を用いていると思います。

多変量解析編では、状況に特化した予測や分類を行うことができます。 

2)具体的な相談も可能なアドバンスサポートプラン

・月2時間分の具体的な相談を受けることができます
・形式はウェブ会議形式を基本とし、メールなどでのご相談も可能です(受け答えに伴う作業も対応時間に含みます)
・委託での分析は承っていません。社内で分析ができるようになることをサポートさせていただきます。
・3人までオンデマンド学習プラン用アカウントをご利用いただけます。

 費用:50,000円/月 (最低利用期間 6ヶ月) 

・正式にお申し込みいただく前に、1時間程度のウェブ面談を実施させていただきます。(無料)
・弊社業務状況、その他の事由などにより、お断りさせていただく場合があります。

現在準備中です。お問い合わせはこちら
受付可能になりましたらご連絡させていただきます

スタシルのオンデマンド学習プランやサポートプランを活用し、データ分析を自分のものにし、さらなるスキルアップを目指してはいかがでしょうか。